去勢・避妊手術は、望まない妊娠をふせぐため、病気のリスクを少なくするため、発情に関するトラブルの予防に有効だと言われています。
繁殖を予定していない愛犬は去勢・避妊手術を行う方が多いです。
特に年若い雄犬の場合、将来、室内マーキングをする確率が減少、性格もおとなしくなったりと扱いやすい子に育つ可能性が高くなります。
(生後6ヶ月〜1年の施術がベストだと言われています)
ただし、愛犬の幸せに対する飼い主の倫理・価値観として、一概に去勢・避妊をした方が良いとは言えないという意見もあります。
・望まない妊娠を避ける
・生理時の発情行動の抑制(雌)
・マーキング、マウンティングの減少
・攻撃性の減少
・性に関する病気の予防
・手術時に全身麻酔の必要がある
・手術時についた傷からの疾患(内・外)
・術中、術後の大きなストレス
かわいい我が家のマルチーズの子どもが欲しくなる方は少なくありません。
しっかりと知識と準備をした上で専門家の力を借りて進めましょう。
まず、人間の安産祈願に「戌の日」と言われるほど、犬には多産でお産が軽いイメージがあります。
ですが、それは昔から日本にいる日本犬のサイズならではのお話で、小型犬のマルチーズにとって妊娠・出産はとても大変な出来事です。
獣医、ブリーダーのアドバイスのもとに進めていきましょう。
(獣医さんの場合、繁殖学に知識のある医師の必要があります)
交配も実は意外と難しく、ただ雄雌のつがいで過ごさせていればいいというものではありません。
しっかりと専門家の知識をかりましょう。(ブリーダーに交配料をお支払いし預けるのが一番無難です。)
また、体重の小さな♀マルチーズは帝王切開の必要があり、帝王切開の費用は平均4〜6万円です。